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霊雲の世界~霊能者紹介~

ユタとは

ユタとは、沖縄や鹿児島奄美群島だけに存在する民間の霊能者・霊媒師です。また、その地域限定の相談人といった存在でもあります。特定の地域に存在していることや、死者を口寄せするなど青森のイタコとの共通点が多いのが特徴ですが、ユタはもともと巫女・シャーマンという位置づけであり、死者との交信や霊的な相談だけにとどまらず、運勢の吉凶を占うことを第一としていました。未来に起こる凶事を予知し、回避させるためのアドバイスを伝え、同時に願望成就の祈願を行ない、精神的な癒しを与えるのもユタの役割なのです。沖縄には「ユタ半分、医者半分」という言葉があるほど、ユタは今も昔も沖縄の人々にとって欠かすことのできない重要な存在となっています。

ユタになる者は運命で決まっている

ユタになる者は生まれた時から決まっていて、それは宿命であり拒むことはできないと言われています。ユタとなる人はその過程において、まず親族に不幸や生死に関わる事故に遭います。そして、ある日突然、カンダーリ(神のたたり)と言われる原因不明の体調不良になり、ユタとなる人がその宿命を拒んだりするとそのまま天罰を受けると言われています。ユタとなることを受け入れると、それまで振りかかっていた不幸はおさまりユタとなるのです。ユタとは神に選ばれた存在なので、霊能者だからと言ってもユタにはなれません。

ユタなどのシャーマンが女性の理由

日本のシャーマンはユタに限らず、イタコ、巫女、ノロなどそのほとんどは女性です。それは何故なのか?理由については以下のようなものがあります。

1.子どもを産むことができるから
女性は子どもをはらむことで、自分の体内に別の魂を宿すことができます。それで、女性は魂を呼び込みやすいと言われています。
2.霊能力が高い女性が多い
女性は男性よりも右脳を良く使っているため、感覚的なことに敏感だと言われています。感覚的な部分が発達しているため、霊感を感じやすく先天的に男性よりも霊能力が高い女性が多いのです。
3.霊界とコミュニケーションを取るには女性的な感性が必要
女性ならではの柔らかい感性が、霊界とコミュニケーションを取るのに必要であると言われています。霊魂が安らぎを求めて女性にすすんでコンタクトを取るのかもしれません。

神に仕えるのは一般的に女性と考えられていますが、数が少ないながらも男性がシャーマンとなることもあります。少数ながら、男性のユタも存在しています。

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