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霊雲の世界~霊能術紹介~

自動書記とはなにか

自動書記は、イタコや霊能者がよく用いる霊能力の一種です。“自動筆記”と呼ぶ場合もあり、また海外の霊能者にも一般的な霊能力として知られていることから、そのまま“オートマティック”と呼ばれることもあります。霊体を自らの身体に憑依させるために、強力な霊能力を必要とする口寄せとは異なり、単に霊体のメッセージを書き記す役目を果たす霊能力であることから、割と駆け出しの霊能者でもこの自動書記は行なえる利点があります。とは言え、霊能力が弱い霊能者の場合、呼べる霊体は自ずと低級の霊体になってしまうので、鑑定としてご相談者の要望に応えることができるのは、修行を積んだ強い霊能力を持つ霊能者に限られてくるのが実情です。

自動書記中の霊能者

ある特定の霊を霊能者が降ろし、その霊が送るメッセージを書き記す霊能力が自動書記です。降霊霊媒術(口寄せ)と大きく異なる点は、この自動書記の場合には相談者と霊が直接会話をすることはないということです。もっとも、その的中率や信憑性の高さに降霊霊媒術と差はありません。たとえば口下手な人や、なにを聞いていいのか迷っている人、聞きたいことが複数ある人、亡くなった人を降ろして直接会話することに抵抗がある人などは、自動書記にて鑑定を受けられる傾向にあります。
さて自動書記を行なっている際、霊能者はどんな状態にあるのでしょうか。憑依を伴う口寄せの場合、口調も声色も降霊した霊そっくりとなるためわかるのですが、霊能者の自我は完全に深層意識の中に沈んでいます。もちろん、霊体に身体を乗っ取られないだけの用心はしていますからトラブルにはなりません。一方で自動書記中の霊能者は、自分の意識も表層にあります。ですから自動書記中であっても、ご相談者の質問に回答することも出来、途中で中止して欲しいといった言葉にも反応出来るのです。ただし、ご相談者が話しかけているのはあくまで霊能者です。こちらから霊体への質問は、自動書記の霊能力では出来ません。つまり表層の意識や身体を霊体に預けることはせず、あくまで媒介役として霊体のメッセージを書き記す霊能力を自動書記と呼ぶのです。

自動書記はどんな相談に有効か

口寄せの憑依降霊を依頼しようか、それともメッセージを聞くだけの自動書記にしようか。初めての相談者に限らず、なかなか迷うところだと聞いたことがあります。上記の違いでも書きましたが、ひと言で表すなら死者の霊や生き霊と会話をして本心を知りたいのなら、口寄せの憑依降霊をイタコ霊能者に依頼しましょう。一方で、未来を知りたい、神仏霊や死者霊や生き霊からのメッセージや神託を受けたい、そんな希望に向いているのが自動書記なのです。

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